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その日から

亡くなった同僚は、個人塾で「代表」を務めていた人でした。

奥さんとお子さんが二人。上のお子さんはすでに社会人。

奥さんも収入面で自立した方なので

生活の心配はなかった。

でも、それはあくまでも「生活をしていくには」ということ。

ご主人、お父さんを失った喪失感は計り知れない。

残された三人は遺族に寄り添い

更に受験を間近に控えた生徒たちのことも考えなければならなかったのです。

塾は

亡くなった人が担当していた教科は他の塾に応援をお願いし

生徒たちを送り出す3月までは何としても続けることに。

ただその後は続けるという選択肢はなかったようです。

口コミで生徒が集まっていた。

それは先生方それぞれの評判を聞いてということ。

だから、代わりの先生を採用して続けるというのは違う。

廃業しようと。